Out of blue

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コーヒー文化を見つめる。これからのコーヒ業界とフェアトレード問題。

全世界の一日の消費量は約4億杯

 

眠いとき、落ち着きたいとき、朝の一杯などなど日頃生活に欠かせない。

 

そう。今や世界共通で当たり前となった飲み物「コーヒー」だ。

 

みなさんはどのくらいコーヒーに親しんでいるだろうか?

 

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僕はコーヒーが好きだ。

あの独特な風味と香り。苦味も全部。あの香りがするとなんだか落ち着く。

最初は苦くてあまり飲めなかった。でも飲んでるとなんだかちょっぴり大人びた感じがして。背伸びしてる感じ。でも今はすっかり飲めるようになっていた。

「苦い苦い」なんていってたあの頃とは全く別人のように、コーヒーの魅力の渦に飲まれていっている。あと何年後かにもあの苦いビールを「美味しい美味しい。」といって飲んでるのだろうか・・・少し考えただけでも気が引けてくる。でも楽しみな気もする。

僕はちょっと時間があったりするときはよくコーヒーを飲みにいく。スタバとかタリーズ。友達といったり、ちょっと自習したり。今僕はちょうど「スタバなう」だ。 スタバはボディがしっかりとしてて独特な苦味があって味わい深い特徴的なコーヒーが楽しめる。

でもそんなスタバは今危機にさらわれている。

ブルーボトルコーヒーを代表とするサードウェーブの到来だ。

 

 

1これからのコーヒー業界 

サードウェーブとは?

新しいビジネスとカルチャーがひとつになって確立している時代。
コーヒーの生産地への配慮や価値などが注目されるようになり、コーヒーがカップに運ばれるまでのトレーサビリティ、豆の素材や淹れ方など、各々の工程にこだわるスペシャルティコーヒーが注目されています。

そして世界中でハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルがトレンドに。

 

 

時代の流れは絶え間なく移り変わる、、

 セカンドウェーブを代表するスタバタリーズこのサードウェーブの登場に危機を感じている。

 

 

そこで動き出したのがタリーズ

タリーズコーヒージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩古良春)は、10月27日(木),神奈川県横浜市に「タリーズコーヒー ロースターラボ青葉台店」をオープンすることを発表した。

 

コーヒーは、フェロー(従業員)が、利用客一人ひとりに好みの味わいを確認しながら「セラフィム」という器具やサイフォンで一杯ずつ抽出。豆の種類だけでなく抽出方法も選択することができる。 また、フードは店舗限定のホットサンドやスイーツを提供する。

www.gourmetbiz.net

 

さらにスターバックスでは新しいコーヒーの波

ディカフェ」が取り扱うことが決定した。

www.starbucks.co.jp

 

コーヒーの選択肢が広がるノンカフェインの新しいコーヒーだ。

 カフェインゼロなので健康にもいいし、妊婦さんなどに優しいなど急上昇中のコーヒー。カフェインを取り除く際、コーヒーの旨味も逃してしまうため「まずい」という意見もちらほらと。

 

その点でサードウェーブは

 

自分の好きな豆をチョイスしたり

あっさりしててフルーティーな香りのコーヒー

酸味がしっかりあるコーヒー

 

など自由自在にチョイスできる。

 

そういう点では、セカンドウェーブのようなどっしりとした苦味とコクのあるコーヒーは飲まれなくなっているのかもしれない。

 

(結局は美味しいコーヒーが飲めればどこでもよかったりするんだけどね)

 

 これからのコーヒー業界は今までのものとは大きく形が変わっていくかもしれない。

 

大量消費・大量消費であるセカンドウェーブの対極にあるのがサードウェーブ文化とも言えるだろう。

 

サードウェーブはそういった大手や大企業に多くのダメージを与えるかもしれない。

 

今の若者たちが担い手となって新しい波を立て既存の壁を突破することは今までのコーヒー業界に新たな付加価値を生むのではないだろうか。

 

そして コーヒー業界のあり方がめまぐるしく変わっていくこれからの時代でどう対策を講じ動き出すのか必見である。

 

では私たち消費者がコーヒーと向き合って考えるべき問題はなんだろうか。

 

 

 

フェアトレード問題について

 

僕はこの間こんな映画を見た。

おいしいコーヒーの真実」(2008)

f:id:okkaaakun:20170129121625p:plain監督 マーク・フランシスニック・フランシス

 

本編ではブラジルやエチオピアなどのコーヒー農家は貧困の危機に晒されていると語られている。本編ではこんな内容が映し出される。

コーヒー豆を1日8時間選別して得られる対価は0.5ドル。

一日中コーヒー豆を選別し続けて0.5$しかもらえないといった過酷な現状だ。

 

発展途上国から先進国の大手メーカーなどにより搾取できる貿易システムが成り立っているのだ。

 

つまり大手メーカーがコーヒー豆をタダ同然で購入しているのだ。

 

僕はこの作品に衝撃を受けた。普段何も考えず飲んでいるコーヒがこのような現状であるということに。

 

そしてタイムリーなことに世界史での授業でもコーヒーの話題が出てきた。コーヒの歴史や種類など。

 

今や当たり前となっている、マクドナルドのプレミアムコーヒー、セブインイレブンやファミリーマートなどの手軽100円コーヒー

 

ドリップの仕方にこだわりアイスコーヒーでも深い苦味とコクが特徴的。新しいマクドナルドのコーヒーはコクもあるがかなりクリアな印象。

 

後味に深みはなくすっきりと抜けてく感じ。

 

今は、そんなコーヒーが手軽でワンコインで買えてしまうという画期的な時代だ。

 

しかしその100円という驚くべき低価格はどのように実現しているのか。

 

例えばセブンコーヒー。

コーヒー調達は三井物産

焙煎業者はAGF。

東罐興業が紙コップを。

小久保製氷が氷を。

 

こんなにもたくさんの業者が関わってくる中でコーヒー豆農家の利益はいくらになるだろうか。

 

下手したら1円にもならない可能性もある。

 

そんな中で差別化を測るのはフェアトレード豆を提供するスタバやタリーズ

 倫理的な調達によって焙煎されたコーヒーだ。

それはフェアトレードコーヒー」

 

 

フェアトレードとは? 

フェアトレード」、直訳すれば「公平な貿易」。現在のグローバルな国際貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも弱い立場の開発途上国の人々にとって、時に「アンフェア」で貧困を拡大させるものだという問題意識から、南北の経済格差を解消する「オルタナティブトレード:もう一つの貿易の形」としてフェアトレード運動が始まりました。 フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」を いいます。

 

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スターバックスではフェアトレードコーヒーの購買と販売を長期にわたり実践している。毎月「フェアトレードコーヒーの日」を設けて、フェアトレード認証を受けたコーヒを提供している。

 

この間スタバに訪れた時フェアトレードについて色々尋ねて見た。

 

スタバで扱っているコーヒの全ては有力者などから不当に取引されないように監視され承認されたコーヒー豆だけを扱っていると丁寧に説明してくれた。(スタバの店員さん優しすぎる)

 

農家さんのことをしっかりと考えて丁寧に一つ一つ作っていると。

 

そのほかにもウェブサイトの呼びかけなども行なっている。

 

こういった活動がもっと広まればと切実に願う。

 

しかし実際問題まだまだフェアトレード活動は浸透はしていない。

実は売られているコーヒー豆16商品の中フェアトレード認証された商品は1つのみだった。

 その対策として、スターバックスではフェアトレードという名目ではないがCONSERVATION INTERNATIONALという認定マークを受けたコーヒ豆が14商品扱っている。

つまりフェアトレード認証ではないが全部認定を受けたコーヒー豆を扱っているのである。

 

 

こういったフェアトレードマークや倫理広告を見て消費者は、

 

「少し高いがこのフェアトレードマークのついたコーヒーを買おう。」

 

フェアトレード製品を買えば貧困な農家が助かるからできるだけそのコーヒーを買うように心がけよう。」

 

それが多くの消費者心理だろう。

 

でもそれは本当だろうか?

 

 

 

 この本には多くのフェアトレードのおかしな真実について述べられている。

フェアトレードのおかしな真実――僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た

フェアトレードのおかしな真実――僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た

 

 

例えば 

 

フェアトレードの規約には

『不安定な市場価格に対して、フェアトレードでは持続可能な生産と生活に必要な価格(フェアトレード最低価格)を保証しています。』

とあるが

大手企業が個人農家に直接値段交渉や取引をしているわけではない。

大手と農家の間には、地域ごとの共同組合など農家との取引を行ってる。

要するに農家が個別に価格交渉するよりも大きな集団で取引した方が便利だからである。

 

この組合が次は焙煎業者に委託し、次はパッケージ業者に・・・といった風に農家と大手の間には多くの業者が介入してくる。

 

その中の組合などが有力者の力などによりフェアトレード認定料や人件費などで農家から多くの料金を搾取しているいるのだ。

 フェアトレード認定とは、企業が農家からの最低取引価格を保証することなどにより、企業経営を評価/認定する仕組み。但し近年の流通価格は、最低取引価格とは乖離してて、実際農家が保証価格の恩恵を受けることは少ない。また、認定継続費用は消して安くなく、その分買取価格は低く抑えなければならない。

 

そして作者は不公平な現実を目の当たりにする。

タンザニア産のコーヒー豆が国際市場で5ドル/キロを上回る史上最高値を記録しているにもかかわらず、フェアトレードに参加する農家が受け取っていたのは1.38ドル/キロだけだったのだ。これはフェアトレードが「公正な価格」とする2.81ドル/キロの半値以下だ。

 

こういった倫理的認証を農家に受けさせる大手業者は、貧困な国の農家をより貧しくしているのだ。

  

こういったフェアトレード発展途上国農家である彼らの可能性を止めてしまっていると思うのは僕だけあろうか。

 

つまり経済的奴隷の立場であり続けることになるということだ。

 

大手の企業がこのように倫理的なキャッチコピーで消費者を煽り、それを知った消費者は商品を購入する。

 

消費者はこの商品を買えば企業がなんとかしてくれると信じ込み知らず識らずに企業の罠にはまっていく。一番無知なのは深く考えようとしない消費者なのではないだろうか。

 

ただフェアトレードと銘打ってブランドの名前で儲かる。といった企業の戦略な気もする、、

 

経済的な問題は人が思う倫理的解決では何も進展はしないのかもしれない。

 

このフェアトレードマークを手に入れたところで農家はどう思うだろう。確かに豆のブランドは上がるかもしれない。しかし、もっと高値で個別に取引してくれる方が農家は嬉しいのではないのだろうか。

 

だからこそフェアトレードを行う上で、生産農家やコーヒーを売るまでにあたってのプロセスなどもっと透明化すべきだと思う。

 

 

まだまだ問題点はあるだろう。 

 

その問題の中で、これからどう改善し我々消費者がどう向き合うのかが今後の課題であると思う。

 

そうすることで生産者と消費者が連絡を取って取引を行う時代がくるかもしれない。

 

 

だからこそ自分たち若い世代があらゆる世界の経済的問題や悲惨な状況をどう解決していくかという対策案を提示し続けなければいけないのだと思う。

 

 

これからのコーヒ業界とフェアトレード問題。

 

まだまだ考えるべき問題はたくさんある。

 

日頃そういった問題に目を向けて生活していきたい。映画やいろんな記事に触れてそう思った。

 

 

感謝とリスペクトを忘れずに、今日僕はまたコーヒを飲む。

その一杯を大切にして。

 

 

おっかー

高校生です。音楽いろいろ聞きます。映画はデビットフィンチャー作品が大好き。文字に起こして文章書くのが好きで始めました。来年は受験。。。頑張ります。。経済市場やこういった問題を深く大学で勉強したい。。最近よく思う。。